去る令和3年11月26日、持経寺本堂において、座替り式並びに第3代御住職・天野之道(あまの・しどう)御尊師の入院式が厳粛に奉修されました。
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令和4年9月
■一日詣り・永代経(1日) ■広布唱題会(4日) ■御報恩御講(11日) ■第30回 法華講持経寺支部総会(11日) ■御難会(12日) ■御彼岸会(23日・25日)
★御彼岸会(23日・25日)
令和4年9月23日・25日の午前10時および午後1時の4回にわたり、秋季の御彼岸会が持経寺本堂において奉修されました。
法要は献膳・読経・焼香・唱題、各家塔婆供養等の追善回向と如法に厳修され、そののち天野御住職より彼岸会にちなみ、
「彼岸会はインド・中国にはなく、日本固有の行事として古くは聖徳太子の飛鳥時代から行われていると伝えられる。〈彼岸〉とは梵語のパーラ・ミータ(波羅蜜/はらみつ)であり〈到彼岸/とうひがん〉として、迷いの此(こ)の岸から悟りの彼(か)の岸に渡る意味である。爾前権教では大変な歴劫修行を修さなければ到達できず私たちには到底不可能であるが、日蓮大聖人は『観心本尊抄』に、
「無量義経に云はく「未だ六波羅蜜(ろくはらみつ)を修行する事を得ずと雖(いえど)も六波羅蜜自然(じねん)に在前す」等云云。」
と仰られ、御本尊様にお題目を唱えていくならば自然に大変な六波羅蜜の修行が達成され、御本尊様と境智冥合し我が身そのままに最高の仏様の境界に到るのであり、それが〈彼の岸に渡った姿〉である。本日こうして寺院の御本尊様のもとに参詣された皆様方から御回向いただいた亡き諸精霊方は、さぞかし無量の福徳をいただき、心からお慶びのことと存じます。」等々と御法話をいただきました。