去る令和3年11月26日、持経寺本堂において、座替り式並びに第3代御住職・天野之道(あまの・しどう)御尊師の入院式が厳粛に奉修されました。
» 続きを読む
令和4年8月
■一日詣り・永代経(1日) ■広布唱題会(7日) ■御報恩御講(14日) ■盂蘭盆会(15日)
★盂蘭盆会(15日)
令和4年8月15日の午前10時および午後1時、盂蘭盆会が持経寺本堂において奉修されました。
法要は読経・焼香・唱題、各家塔婆供養・永代供養精霊等の追善回向等と如法に厳修され、御法話のはじめに天野御住職より『盂蘭盆御書』の御文を拝読申し上げ、本抄の対告衆・縁由・概要、拝読部分の通解ののち、「末法の私たちは、大聖人様の、末法の御本仏としてのお立場の上からの出世の本懐である本門戒壇の大御本尊に、余事を交えず正直な心でお題目を唱えていくことが成仏の直道である。そして自身が積んだ一切の福徳を亡き諸精霊に回向することが正しい姿であり、その功徳をいただいた御先祖は過去遠々劫からの罪障を消滅し即身成仏が叶い、また回向を願われた皆様も、凡眼凡智の及ばない大きな功徳善根を積まれたと拝されます」等と述べられ、最後に「今後とも信心強盛に、自行の勤行唱題と化他行である折伏に精進されますように」と御法話を結ばれました。
『盂蘭盆御書(うらぼんごしょ)』
弘安2年7月13日 58歳
「悪の中の大悪は我が身に其の苦をうくるのみならず、子と孫と末七代までもかゝり候ひけるなり。善の中の大善も又々かくのごとし。目連尊者が法華経を信じまいらせし大善は、我が身仏になるのみならず、父母仏になり給ふ。上七代下七代、上無量生下無量生の父母等存外(ぞんがい)に仏となり給ふ。乃至代々の子息・夫妻・所従・檀那・無量の衆生三悪道をはなるゝのみならず、皆初住・妙覚の仏となりぬ。故に法華経の第三に云はく「願はくは此の功徳を以て普(あまね)く一切に及ぼし、我等と衆生と皆共に仏道を成ぜん」云云。」
(御書1377頁5行目-10行目)