去る令和3年11月26日、持経寺本堂において、座替り式並びに第3代御住職・天野之道(あまの・しどう)御尊師の入院式が厳粛に奉修されました。
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令和4年5月
■広布唱題会/一日詣り・永代経(1日) ■御報恩御講(8日)
★御報恩御講(8日)
令和4年5月8日午後1時より、御報恩御講が持経寺本堂において奉修されました。
法要は献膳・読経・唱題と如法に厳修され、そののち令和4年5月度・御報恩御講拝読御書『善無畏三蔵抄』の御文を全員で拝読申し上げ、天野御住職より、本抄の縁由および全体の概要、拝読部分の通解ののち、大聖人が師である道善房を折伏・教化したお姿を拝して「自分にとって大事な方々に対しては強い気持ちを持ってしっかり折伏をしていくこと」が大事であること。また折伏は慈悲の心をもって進めることが大切であると述べられ、さらに御法主日如上人猊下の御指南を引かれ、今こそ一人一人が唱題根本に折伏行に精進し、自他ともに幸せになることが大切であると御指導いただきました。
そして最後に、「生涯にわたって」「何があっても」「淡々と」信心をまっとうしていただきたいと述べられ、御法話を結ばれました。
『善無畏三蔵抄(ぜんむいさんぞうしょう)』
文永7年 49歳
「仮令(たとい)強言(ごうげん)なれども、人をたすくれば実語(じつご)・軟語(なんご)なるべし。設(たと)ひ軟語なれども、人を損(そん)ずるは妄語(もうご)・強言なり。当世(とうせい)学匠(がくしょう)等の法門(ほうもん)は、軟語・実語と人々は思(おぼ)し食(め)したれども皆強言・妄語なり。仏の本意(ほんい)たる法華経に背(そむ)く故(ゆえ)なるべし。日蓮が念仏申す者は無間地獄(むげんじごく)に墜(お)つべし、禅宗・真言宗も又(また)謬(あやま)りの宗(しゅう)なりなんど申し候(そうろう)は、強言とは思(おぼ)し食(め)すとも実語・軟語なるべし。」
(御書445頁10行目-14行目)