去る令和3年11月26日、持経寺本堂において、座替り式並びに第3代御住職・天野之道(あまの・しどう)御尊師の入院式が厳粛に奉修されました。
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令和4年3月
★一日詣り/永代経(1日)
令和4年3月1日午前10時より一日詣り/永代経が持経寺本堂において奉修されました。
法要は読経・焼香・唱題、各家塔婆供養・永代供養精霊等の追善回向と如法に厳修され、そののち天野御住職より、御法話のはじめに『妙一尼御前御返事』の御文を拝読申し上げ、通解並びに妙一尼について等のお話ののち、御法主上人猊下の御指南を引用され、「自行化他に渡る信心によって皆が平等に幸せになれるように」「生涯誤りなく信心を全うしましょう」との御指導をいただきました。
『妙一尼御前御返事』
弘安3年5月18日 59歳
「夫(それ)信心と申すは別にはこれなく候、妻のをとこ(夫)をおしむが如く、をとこの妻に命をすつるが如く、親の子をすてざるが如く、子の母にはなれざるが如くに、法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏菩薩・諸天善神等に心を入れ奉りて、南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを信心とは申し候なり。しかのみならず『正直捨方便(しょうじきしゃほうべん)、不受余経一偈(ふじゅよきょういちげ)』の経文を女のかがみ(鏡)をすてざるが如く、男の刀をさすが如く、少しもす(捨)つる心なく案じ給うべく候、あなかしこ、あなかしこ。
五月十八日 日蓮花押
妙一尼御前御返事」
(御書1467頁)