持経寺の沿革
日蓮正宗・大乗山持経寺は、昭和41年(1966年)12月に建立されました。以来50年以上の長きにわたり、川崎の地で日蓮大聖人の正しい信仰を護り伝えています。
日蓮正宗には、日蓮大聖人の仏法を正しく実践するための信徒の集まりとして「法華講」があります。
法華講は、日蓮大聖人の教えを厳格に守り、総本山大石寺・奉安堂にまします「本門戒壇の大御本尊」を信仰の根本とし、宗祖日蓮大聖人から第2祖日興上人、第3祖日目上人、そして御当代第68世日如上人猊下に連綿と受け継がれる「唯授一人血脈相伝(ゆいじゅいちにんけちみゃくそうでん)」の御法主上人の御指南に信伏随順して信心修行に励み、自身の幸福だけでなく、社会全体への広宣流布を目的とした日蓮正宗の信徒組織です。
法華講という名称は、日蓮大聖人御自ら名付けられたものです。
本門戒壇の大御本尊の脇書には「法華講衆等敬白」と認(したた)められ、また第2祖日興上人から信徒宛のお手紙にも「法華講衆」とあり、700年以上前の大聖人御在世当時から本宗信徒は法華講衆と呼ばれていました。
全国の日蓮正宗寺院にはそれぞれ法華講の支部があり、各末寺の所属信徒は、寺院の御住職・御主管を直接の師匠である「指導教師」として仰ぎ、その御指導に従って信心を深め、磨いていきます。
法華講持経寺支部は、平成3年(1991年)9月29日に結成されました。
以来30年に渡り、御法主上人猊下の御指南に信伏随順申し上げ、歴代御住職の篤き道念のもと寺門の護持興隆に努めてまいりました。現在、1,900名を越える檀信徒が御住職の御指導のもと信行に励み、さらなる広宣流布の躍進を期しています。
日蓮正宗・大乗山持経寺は、昭和41年(1966年)12月に建立されました。以来50年以上の長きにわたり、川崎の地で日蓮大聖人の正しい信仰を護り伝えています。
日蓮正宗では、御報恩御講をはじめとする月例行事、また年間最大行事である御会式をはじめとする年中行事など、さまざまな寺院行事が奉修されています。
建長5年(1253年)4月28日、日蓮大聖人は「南無妙法蓮華経」の宗旨を建立されました。立宗770年。日蓮正宗は、宗祖日蓮大聖人の血脈を受け継ぐ正統門下です。
日蓮正宗の信徒組織を「法華講(ほっけこう)」といい、全国の日蓮正宗寺院には各法華講の支部があります。ここでは法華講の由来と持経寺支部をご紹介します。